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猫でもわかるVct
基本情報
データ種別図書
出版者ウィートマン
著者ケビン・J・マーティン
出版年2011年
本文言語英語
分類548(情報工学)
書誌ID13441-548

概要

猫でもわかるVctとは2011年にウィートマンが出版したプログラミング言語Vct(ヴェクト)の入門書である。

目次

  1. Hello, World!
  2. Vctの基本
  3. 変数
  4. 式と演算子
  5. 条件分岐
  6. 繰り返し
  7. 関数
  8. ポインタ
  9. 配列
  10. 型の応用
  11. クラス
  12. ファイル入出力
  13. アルゴリズムとソフトウェア設計
  14. GUI
  15. ネットワーク

Vctについて

VctはVECTOR社のCEOマイク・タバタを中心に創り出されたインタプリタ型の高水準言語である。標準ライブラリに線形代数や統計などの数値計算系の関数が豊富で、人工知能の開発やデータサイエンス、ゲーム開発など広い分野で使われている。

文法

標準入出力
  • 入力
s_out("Hello, World!")
hello,world
  • 出力
s_in()に"Hello, World!"を入れた場合
a = s_in()
Hello, World!
いろいろな文法
  • 演算
結果
x+yxとyの和
x-yxとyの差
x*yxとyの積
x/yxとyの商
x//yxとyのあまりを切り捨てたもの
x%yxとyの剰余
x^yxのy乗
|x|xの絶対値
  • 論理式
結果
x and yxとyのどちらも真ならtrueを出力
x or yxとyのどちらかが真ならtrueを出力
x xor yxとyが同じでなければtrueを出力
not xxが偽ならtrue,そうでなければfalse
  • 比較
x < yxがyより小さい
x > yxがyより大きい
-1<x<1xが-1より大きく1より小さい
x <= yxがy以下
x >= yxがy以上
-1<=x<=1xが-1以上1以下
x == yxとyが等しい
x /= yxとyが等しくない
  • 行列演算
ゼロ行列
array[2][2]=Array_O
(0 0)
(0 0)
単位行列
array[2][2]=Array_E
(1 1)
(1 1)
転置行列(arrayが(1 2)(3 4)の二次元行列だったとき)
array=Array_T.array
(1 3)
(2 4)
逆行列(arrayが(1 2)(3 4)の二次元行列だったとき)
array=Array_I.array
-1/2(4 -2)
    (-3 1)
型の扱い
内容宣言方法
int整数型int a
float実数型float a
char文字型char a
void型なし
struct構造体struct a:
int b
float c
union共用体union a:
int b
float c
enum列挙型enum a:
b
c
d
e
関数の記述法
  • 値渡し
func swap(*a,*b):
	int swap

	swap = *a
	*a = *b
	*b = swap
  • 参照渡し
func add(a,b):
	int c
	c = a + b
	return c

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