紳士世界線のwikiです

概要

欧州にはかつて複数のローマ帝国後継を名乗る国家が存在した。その中でも現在まで存続するビザンツ帝国を中心にバルカン半島、アナトリア半島に存在したローマ後継国についても解説する。バルカン半島では4国、アナトリア半島では3国を紹介する

バルカン半島に存在したローマ帝国後継国

ダルマチア=ローマ帝国(475年〜875年)

ダルマチア地方に存在したローマ帝国の亡命政権及び後継国。475年に退位させられた西ローマ皇帝ユリウス・ネポス?によりスパラトゥム(現スプリト?)を首都として建国された。代々の皇帝はネポスを名乗った。独立国とは言ったものの非常に弱小国であり875年に東ローマ帝国に併合されるまで東ローマ皇帝の援助を受け続けていた。

ギリシア帝国(875年〜1204年)

ダルマチア=ローマ帝国の後継国。875年の東ローマ帝国によるダルマチア帝国併合に反発した帝国領南部の民衆達により建国された。アテネに元老院が置かれ皇帝は選挙により決められた。長らくその体制を意地していたが、1204年第四次十字軍に侵攻され滅亡した。

エピロス専制侯国(1205年〜1449年)

第四次十字軍により壊滅した東ローマ帝国の亡命政権。エピロス地方を中心に栄え後期にはギリシア全体を支配下に置き、ロマニア帝国と対峙した。末期はオスマン帝国と東ローマ帝国により板挟み状態になるも、1449年オスマン帝国により滅ぼされた。しかしその後1525年にオスマン帝国がビザンツ帝国により滅ぼされると専制公領として復活した。第二次大戦後に専制公領としては消滅した。

ロマニア帝国(1204年〜1261年)

1204年第四次十字軍の攻撃により占領されたコンスタンティノープルを首都として建国された十字軍国家。ロマニア帝国の出現により東ローマ帝国は滅亡し、ニカイア帝国、さらに東ローマ帝国後継ビザンツ帝国が誕生することなった。1261年ニカイア帝国によりコンスタンティノープルを奪回され滅亡。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます