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ビザンツ帝国を構成する国家、地域のまとめページ。

ビザンツ帝国には2つの専制公領が存在し、それぞれ皇帝家の一族が統治している。専制公領は亡命政権や1460年以前の独立国に由来している。それぞれに専制公がおり自治政府よりも強力な自治権が与えられている。

• トレビゾンド専制公領(1523年〜)

アナトリア東部の黒海沿岸部とクリミア半島の一部を統治するビザンツ帝国の専制公領。皇帝家外戚コムネノス家が代々専制公を務めている。首都はトレビゾンド。東ローマ帝国の亡命政権であるトレビゾンド帝国にルーツを持ち、1523年に東ローマ帝国により併合された際に設置された。1525年のオスマン帝国放逐戦争において戦果を挙げたことや先代王朝のコムネノス朝の流れを継いでいることから他の専制公よりも強力な自治権を有している。

• クリミア専制公領(1560年〜)

クリミア半島北部を統治するビザンツ帝国の専制公領。1560年にトレビゾンド専制公領より分離する形で設置された。ほぼビザンツ本国の傀儡のようになっており自治権は全くと言って良い程存在しない。次期皇帝が国の統治について学ぶために存在するという側面も持ち合わせている。首都はエフパトリア?。

専制公領以外の地域は複数の州に分かれており、4つの州が存在している。

• アナトリア州

州都はアンカラ?。コンスタンティノープル独立州やトレビゾンド専制公領以外のアナトリア領を統治している。

• コンスタンティノープル独立州

コンスタンティノープルの地域を統治している。他の州より強力な権力が与えられている。

• ギリシア州

ギリシャ、北マケドニア、アルバニア、ブルガリアの地域を統治している。州都はテッサロニキ?。

• ダルマチア州

クロアチア、モンテネグロの地域を統治している。州都はスプリト?。