シン・紳士世界線

59式戦車（59しきせんしゃ 59式主战坦克・WZ-120）は、大東亜国家社会主義国の中戦車である。1959年にロシャーナ大公国のT-54をパクリライセンス生産したものであり、全ての大東亜戦車の基礎となった。現在は大東亜陸軍に約5000両配備されている。しかし旧式化が進んでいるため、96式戦車や98式戦車、99式戦車と置き換えが進んでいる。

操縦席上部のハッチに、2基のペリスコープが設置されており、その内の1基には夜間操縦用に赤外線暗視装置が標準装備されている、T-54Aで標準装備されるようになった車長や砲手用の暗視装置は搭載されなかったため、夜間戦闘は非常に困難である。砲塔の旋回は電気モーターを使用しており、砲塔の最大旋回速度は毎秒10度である。

砲塔上部の装填手用ハッチの手前に換気用ベンチレーターのドーム型カバーが設けられ、これは88式戦車まで引き継がれる大東亜戦車の特徴の1つとなっており、操縦手座席の直後にある車体底部には脱出口が設けられている。装甲の厚さに関してはオリジナルのT-54Aと同じである。