シン・紳士世界線

東シベリアとは非常に寒くて過酷な土地である
もしこのまま放置をしていたら国の崩壊はま逃れないだろう。
そこで我々は国家をあげて大規模な経済成長戦略を行っており様々な企業や国との協力体制を築こうとしている

最も重要な経済成長戦略のひとつで主な目標としては北極海を様々な国が使用する国際航路とすることが目的である。
北極海の冬は非常に荒れており地球上で最も開発されていない地域のひとつとも言える。
そんな北極海だが地理的に見ると北太平洋と北大西洋を最短距離で結ぶ、国際航路として大いに価値のある地域である。
この航路を完成させるためにはスタルクバーン、ブリテン、労働革新評議会との経済協定を結ぶことが必要になるが
スタルクバーン、労働革新評議会に関しては世界平和経済連合、ブリテンとは独自の経済協定によって経済の一定の自由化が保証されているため外交面における北極海航路は完成していると言えよう。
また北極海航路をさらに発展させるために北海沿岸地域に多くの投資を行っており
現在はスカンディナヴィア半島におけるインフラの整理をしている。
北海が発展することで北極海航路を利用する船はさらに増えるだろう

北極海航路が完成すると国内で最も開発度が低かった北極海沿岸地域にいくつもの港湾都市ができるようになる。
また現在我が国は世界一の砕氷船造船技術を持っておりこの船の需要が高まることにより国内で大幅な輸出も増えることになる。
また多くの船が北極海航路を使うことで北極海の氷が減り、北極海で様々な資源が取れるようになるだろう。

北極海航路には問題点が主に3つある

・砕氷船造船技術の遅滞

北極海航路を完成させるために最も大事な砕氷船造船技術が外交などの他の面に対して遅れをとっている。現時点で大型の砕氷船造船には成功しているが
その船の高速化はまだ完了していない
カリフォーニエン、ブリテンなどとも共同開発を行っているが高速化が完了するにはあと1年はかかりそうだ

・経済協定国の体制の違い

北極海航路の完成に必要な経済協定国は先述の通り、スタルクバーン、ブリテン、労働革新評議会、テソモニアの4つである。
しかしスタルクバーンは権威主義体制、労働革新評議会、ブリテン、テソモニアは、民主主義であり貿易面の自由において多少の問題が発生する可能性がある。
しかし他国の政治体制に干渉する訳には行かないので
これに関しては許容せざるを得ない。

・環境破壊に繋がる可能性

北極海航路を開発することにより我が国またその他の北極海に面する国々は国を発展することができる一方で今までほとんど手をつけて来なかった北極海に人類が手を加えることによりそこに住んでいる生態系が破壊される可能性がある
国の1部の研究チームはその環境破壊を抑えるようにしているが国内の1部の過激な環境保護団体による北極海航路関係者への暴行が度々発生している。
警察が護衛するなどで対策をしているがこのままでは国の治安に大きな傷がつく可能性があるため国が早めに介入していかなければ行けないかもしれない。