概要
酒楽教とは月野 透哉を教祖とするオクター連邦の新興宗教団体である。「酒楽」とは言葉の通り酒を飲み、楽しんで過ごすという意味合いである。
「酒楽醸造」、「ユートピア」などの会社を運営しており、たばこ、酒の製造では毎年国内5位以内に入っている。
地方政党「好楽党」の支持団体である。
酒楽
毎日1Lの飲酒を行い、煩悩・苦悩を忘れ、毎日を楽しむという理念
この行いを広め、人類の幸福と市場の活性を目指す酒勧幸福(しゅかんこうふく)という運動を行う
薬楽
毎日3箱の喫煙を行い、煩悩・苦悩を忘れ、毎日を楽しむという理念
この行いを広め、人類の幸福と市場の活性を目指す薬勧幸福(やっかんこうふく)という運動を行う
薬楽についての補足
薬楽ではたばこ以外にも大麻、コカインなどの違法薬物を扱うこともあり、覚醒剤の集団接種により一度集団パニック事件が起きたこともある。
真実
薬楽酒楽の理念は飲酒や喫煙により早世、または神格化を行うことが酒楽教の真の理念である。
この事実を知るものは教団の土星天、恒星天のみであり、それ以下の階級は真の理念を知らない。
また過去に真の理念を知ろうとした者もいたが、全員行方不明になっている。
また恒星天より上の階級の原動天が多い理由としては、原動天がアルコールやたばこ、違法薬物などの影響で脳障害や精神障害を負い、神と交信ができる存在「現人神」となったからである。
現人神は教団の酒楽神宮に拘束されており、集会などを行う場合には強制的に参加させられ、あたかも神と交信しているようなパフォーマンスを行う。
恒星天(15人)
恒星天は酒楽教の最高幹部であり、教団内の運営や、支援団体との取引を行う。現在の恒星天は15人で、各部署の長として仕事を行なっている。
原動天(現在1552人)
酒楽教で現人神とされる存在。おもに薬楽酒楽によって廃人と化した人間を原動天として祀るが、酒楽教に入信した重度知的障害者を祀り上げることもある。原動天はこの宗教において目指すべき存在であり、酒楽教発行の経典や絵本には憧れの的として描かれることがほとんどである。原動天になるというのは酒楽教の中で煩悩の根源とされる「理性」を捨て、死に近づくということとしている。理性を捨て、死に近づくことで、より天界に近づき、本能により神の言語を理解することにより神と交信ができるということが原動天の能力とされている。
また、近年教団内の原動天が増加傾向であり、原動天を収容する神宮の衛生状況は毎年のように悪化してきており、満足に食事を与えられず放任状態になっている。神宮内の原動天は飢餓で死亡した死体を食べたり、空腹のあまり庭の雑草や虫、糞などを食べて、感染症になって死亡するケースが増えてきている。また場内では死臭と排泄物の臭いが混ざった臭いが漂っており、一度恒星天が立ち入ったときにあまりのむごさに5人が吐き、立ち入りを断念したこともある
至高天(1人)
至高天とは煩悩の根源である「理性」を持ったまま神との通信を行うことが可能な存在で、現時点では教祖の月野 透哉しか至高天には達していない。